花壇と観葉植物──花壇に移し十分日光を

普通は鉢植えにしてあるが花壇の方がよく生育する花がたくさんある。ペツニア(ツクバネアサガオ)、ベコニアセンパーフローレンス(四季咲きベゴニア)、インパチエンス(アフリカホウセンカ)は鉢植えが多いが、いずれも日光が十分に必要な植物であるので、鉢植えのままや室内で光線不足の日陰者にせずに、花壇に植えかえていただきたい。これらやバーベナ(ビジョザクラ)はさし木が容易にできるので、大きくなりすぎた時やのびすぎた枝は切りとって半日陰にさして、小鉢作りをするのも楽しみである。
浅植えしたグラジオラスは倒れやすいので支柱を与えておく。ダリアは頂花がでてきたらその下の蕾や枝を3〜4節切り除くと、頂花が良く咲くのと株の高さが低くなり、管理にも観賞にも都合がよい。
鉢植えのハイビスカスやホクシアは9月末までは露地植えした方がよく育ち咲くのでぜひ露地植えをやってほしい。この様に高温の必要なものは露地植えして大きくなったものは越冬に苦労するので9月までに枝をさして明年用の小鉢苗を作って冬越しする。
いろいろの観葉植物は高温多湿を好むものが多い。急に室内から直射日光の所に出すと日焼けするから、徐々に日光に慣らし、元気よく生長させると美しさを増す。ヤシや蘭とクンシラン等の改植にもよい時期で暑いうちに作業する。改植後数日は直射日光にあてぬ。インドゴムはさし木も環状剥皮もよく発根する。
   (辰野朝日新聞・昭和56年7月18日掲載)

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